Widevine / PlayReady License の発行
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記事の要約
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One Click Multi DRM商品により発生するライセンス発行のための APIです。
本ガイドでは、Widevine、Playready DRMタイプのライセンス発行 APIの説明であり、FairPlayタイプの DRMライセンスは、FairPlay Stramingライセンス発行 APIをご参照ください。
参考
ライセンス発行の注意事項は次のとおりです。
- サイト作成完了後、サイトを有効化してからライセンス発行が可能です。
- One Click Multi DRMにより発行されるすべてのライセンスは、DRM Encryptionパッケージングの準備がされていることを前提に発行されます。
- One Click Multi DRMは、Binaryタイプ(ORIGINAL)と JSONタイプライセンスレスポンスをサポートします。
- One Click Multi DRMで発行されるライセンスを活用するため、必ず X-DRM-TOKENヘッダを含んで apigwによりライセンスをリクエストします。
- X-DRM-TOKENヘッダに含まれる値の場合、JSONデータを Base64文字列に変換した値を入力します。
- One Click Multi DRM商品では、X-DRM-TOKENヘッダを通じてコンテンツとサイトの権限があるユーザーであることを確認し、リクエストしたサイトに設定されたコンテンツセキュリティポリシーに従って DRMライセンスルールを設定します。
- One Click Multi DRMは、NAVERクラウドの Video Player Enhancement商品との簡単な連携をサポートします。
- すべてのライセンスリクエストは、DRMコンテンツを再生する端末デバイス情報とプレーヤーの実装によりリクエストします。
注意
- One Click Multi DRM商品では、X-DRM-TOKENヘッダの有効性を確認し、選択したサイト設定に合ったライセンスを発行します。ヘッダ値が無効であれば、ライセンス発行は行われません。
- ライセンスレスポンスタイプは、プレーヤーのライセンス解析タイプに合わせて選択してください。
HTML5プレーヤーのように一般的なマルチ DRM連携のみをサポートするクライアントについては、通常 ORIGINALでライセンスレスポンスをサポートします。 - One Click Multi DRM商品では、FairPlay Streaming証明書登録をサポートしますが、新規証明書の発行機能はサポートしません。FPS証明書の発行は Apple社から直接取得する必要があり、詳細はガイドをご参照ください。: FairPlay Streaming証明書の発行
- One Click Multi DRM商品は、INKA Pallyconのトークンプロキシ発行をサポートします。トークンプロキシ発行の詳細はガイドをご参照ください。: Pallyconトークンプロキシベースライセンス
- One Click Multi DRM商品にアップロードした FairPlay Streaming証明書については、有効性のチェックをサポートしていません。
- One Click Multi DRMライセンスリクエストのための X-DRM-TOKENヘッダには、コンテンツを再生するユーザーの固有 ID(サービスサイトで管理するユーザー IDもしくは DRMコンテンツを利用するユーザーアカウント)である userIdを必ず含める必要があります。
- One Click Multi DRMライセンスリクエストのための X-DRM-TOKENヘッダに含まれる contentIdの場合、コンテンツの DRMパッケージングに使用した CIDと同じである必要があります。ex) Live Stationの DRM設定で入力した contentIdと同じ値を入力
- Video Player Enhancementを活用して One Click Multi DRMライセンスをリクエストする場合、1.1.1以降のバージョンでのみサポートします。
リクエスト
リクエストヘッダ
ヘッダ名 | 要否 | 説明 |
---|---|---|
x-ncp-apigw-timestamp | YES | 1970年1月1日00:00:00協定世界時(UTC)からの経過時間をミリ秒(Millisecond)で表したもの API Gatewayサーバとの時間差が5分以上の場合は無効なリクエストとみなす x-ncp-apigw-timestamp:{Timestamp} |
x-ncp-iam-access-key | YES | NAVERクラウドプラットフォームポータルで発行した Access Key ID値x-ncp-iam-access-key:{Sub Account Access Key} |
x-ncp-apigw-signature-v2 | YES | Access Key ID値と Secret Keyで暗号化した署名x-ncp-apigw-signature-v2:{API Gateway Signature} |
Content-Type | YES | Request body content typeを application/jsonに指定Content-Type: application/json |
x-ncp-region_code | YES | リージョンコード(KR) |
x-drm-token | YES | One Click Multi DRMライセンス発行に必要なデータを含む暗号化されたトークン値 x-drm-token:{X-DRM-TOKEN} |
x-drm-tokenヘッダ
One Click Multi DRM APIを通じてライセンス発行するためには、X-DRM-TOKENヘッダ認証が必要です。
X-DRM-TOKENヘッダ値の場合、次の JSONデータを Base64文字列に変換した値を入力します。
- One Click Multi DRM商品では、X-DRM-TOKENヘッダを通じてコンテンツとサイトの権限があるユーザーであることを確認し、リクエストしたサイトに設定されたコンテンツセキュリティポリシーに従って DRMライセンスルールを設定します。
フィールド名 | 要否 | 有効値 | 説明 |
---|---|---|---|
siteId | YES | ライセンスを発行するためのサイト ID | |
contentId | YES | 再生するコンテンツの固有 ID DRMパッケージング時に使用する値で(CPIX APIリクエスト時 XML Bodyに含まれる Content ID値)で、最低 3文字以上のアルファベット/数字または「-」(ハイフン)、「_」(アンダーバー)を含む最大 100文字まで入力可能です。 | |
drmType | YES | WIDEVINE PLAYREADY FAIRPLAY | ライセンスをリクエストする DRMタイプ |
responseFormat | YES | ORIGINAL JSON | ライセンスリクエストに対するレスポンスデータタイプ。(基本値: ORIGINAL) * ORIGINAL: リクエストしたバイナリライセンスデータのレスポンス * JSON : ライセンスデータと追加情報(クライアントデバイス IDなど)を含む JSONタイプでレスポンス。トークンプロキシまたはクライアント SDKを使用する場合のみ適用可能。 |
userId | Yes | String | ライセンスをリクエストしたユーザーの固有 ID(サービスサイトで管理するユーザー IDもしくは DRMコンテンツを再生するユーザーアカウント) |
x-drm-tokenヘッダの作成
x-drm-tokenを作成する方法は、次のとおりです。
- ライセンスリクエストに必要な siteId、contentId、drmType、responseFormat、userIdを JSONで入力します。
- 入力した JSONデータを Base64 URLにエンコードします。
注意
Base64でエンコードされる過程で JSONの空白値やエンター値を含まないようご注意ください。
例
x-drm-tokenヘッダを含むライセンスの発行リクエスト例
レスポンス
参考
ORIGINALタイプのライセンスについては、binaryレスポンスを提供します。
binaryライセンスのリクエストのレスポンスについては、レスポンス例は提供されません。
JSONタイプのライセンスリクエストのレスポンス
フィールド名 | 要否 | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
license | Yes | String | ライセンス JSONデータ |
licenseCreatedTime | Yes | Timestamp | ライセンス発行時間 |
tokenCreatedTime | Yes | Timestamp | X-DRM-TOKENヘッダ有効性通過後の有効時間 |
tokenExpireTime | Yes | Timestamp | リクエストした X-DRM-TOKENヘッダトークン有効時間 |
レスポンス例
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