NAVER連携 API

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Classic/VPC環境で利用できます。

NAVER連携 APIのサポート情報を確認し、APIの共通呼び出しおよび認証方法を確認します。NAVER連携 APIとは、HTTPヘッダに Client IDClient Secret値のみ送信することですぐ呼び出して使用できる Open APIであり、Maps、CLOVA、Papagoなどのサービスがあります。

サポートする API

NAVER連携 APIは Maps、CLOVA、Papagoなどのサービズにおいて、様々な機能を制御できます。サービス別にサポートする APIの具体的なリストはサービス別の APIガイドでご確認ください。

API呼び出し

NAVER連携 APIの呼び出し段階は次の通りです。

1. Applicationの登録
2. 認証情報の確認
3. サービスの選択

1. Applicationの登録

APIを呼び出す時、HTTPヘッダに Client IDClient Secret値を含めて転送する必要があるため、まずは Applicationを登録します。NAVERクラウドプラットフォームのコンソールで Applicationを登録する方法は、次の通りです。

参考

Applicationの登録方法についての詳細は、Applicationご利用ガイドをご参照ください。

  1. NAVERクラウドプラットフォームのコンソールで Services > AI·NAVER API > AI·NAVER API のメニューを順にクリックします。
  2. [Application 登録] ボタンをクリックします。
  3. AI·NAVER APIのサービス利用約款および NAVER APIサービス利用約款に同意してください。
  4. AI·NAVER Serviceで使用する Application名を登録します。
    • 名称は最大40文字まで入力できますが、今後追加されるサービスの特性によっては、画面に出力される Application名として使われる可能性があるため、なるべく10文字以内のシンプルな名称を推奨
  5. Applicationで使用するサービスをクリックして選択します。
    • NAVERクラウドプラットフォームを通じて連携できるサービスを選択
  6. 選択した Applicationから利用するサービス環境情報を入力し、 [登録] ボタンをクリックします。
    • サービス URLは複数選択可能
    • Androidアプリのパッケージや iOS Bundle IDは それぞれ1つずつのみ登録可能
  7. 登録を完了すると、 AI·NAVER API > Application に登録された Applicationリストを確認します。
    • サービス区分: 選択したサービス
    • 当日/当月の使用量: Applicationごとのサービス別にリアルタイム使用量を%で確認(UTC+0基準)
    • 限度設定: 利用限度を直接調節可能

2. 認証情報の確認

Application登録を完了した後、API呼び出しに必要な Client IDClient Secret値を確認する方法は次のとおりです。

注意
  • APIを呼び出すためには、Client IDClient Secret値を HTTPヘッダに含めて転送します。
  • Application Keyは Client上に表示されないように注意する必要があり、セキュリティのために再発行できます。
  1. NAVERクラウドプラットフォームのコンソールで Services > AI·NAVER API > AI·NAVER API のメニューを順にクリックします。
  2. Applicationリストから、登録された Applicationを確認した後、アプリ名の下にある [認証情報] のボタンをクリックします。
  3. 認証情報のポップアップが表示されたら、Client IDClient Secret値を確認してください。
    • Application Key
      • Application名: Applicationを区分する名前
      • Client ID (X-NCP-APIGW-API-KEY-ID): 認証のために IDの役割を担う値。ヘッダまたはクエリストリングに「X-NCP-APIGW-API-KEY-ID」と入力
        • Client Secret (X-NCP-APIGW-API-KEY): 認証のために SecretKeyの秘密番号役割を担う値。ヘッダまたはクエリストリングに「X-NCP-APIGW-API-KEY」と入力
    • サービス環境
      • Web URL: Web SDKを使用するための必須入力値
      • Androidパッケージ名: Android SDKを使用するための必須入力値
      • iOS Bundle ID: iOS SDKを使用するための必須入力値

3. サービスの選択

サービスを選択する方法は次の通りです。

  1. NAVERクラウドプラットフォームのコンソールで Services > AI·NAVER API > AI·NAVER API のメニューを順にクリックします。
  2. [Application変更] のボタンをクリックします。
  3. Applicationが選択されているかを確認し、選択されていない場合に選択します。
注意

サービスを選択しない場合、429(Quota Exceed)エラーが発生するため、ご注意ください。

4. 呼び出し

1.~3.の手順に沿って、APIを呼び出します。API呼び出しによる結果は成功と失敗に分けられます。レスポンスに成功した場合、リターンされた結果を確認します。レスポンスに失敗した場合、エラーコードがリターンされます。リターンされたエラーコードを確認してから、呼び出しを再試行してください。

成功

サービス API呼び出しへのレスポンス処理方法は、各サービスの APIガイドでレスポンスに関する情報をご参照ください。

失敗

呼び出しに失敗してリターンされるエラーコードには、サービス共通のエラーコードとサービス別のエラーコードがあります。サービス別のエラーコードは、各サービスの APIガイドでエラーコードに関する情報をご参照ください。共通エラーコードの場合、JSON形式はデフォルト値(default)です。共通エラーコード別のメッセージと説明は次の通りです。

HTTPステータスコード エラーコード エラーメッセージ 説明
400 100 Bad Request Exception protocol(https)、endocing(UTF-8)などのRequestエラー
401 200 Authentication Failed 認証失敗
401 210 Permission Denied 権限なし
404 300 Not Found Exception 権限なし
429 400 Quota Exceeded Quota超過
429 410 Throttle Limited Rate超過
429 420 Rate Limited Rate超過
413 430 Request Entity Too Large リクエストエンティティサイズの超過
503 500 Endpoint Error エンドポイント接続エラー
504 510 Endpoint Timeout エンドポイント接続時間の超過
500 900 Unexpected Error 例外処理していないエラー

共通エラーコードの例は次の通りです。

{
 "error":{
    "errorCode":"210",
    "message":"Permission Denied"
 }
 }