PostAccount

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Classic/VPC環境で利用できます。

アカウントにメタデータを設定したり、変更したりします。

リクエスト

リクエスト形式を説明します。リクエスト形式は次の通りです。

メソッド URI
POST /v1/AUTH_{project_id}

リクエストヘッダ

ヘッダを紹介します。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
X-Auth-Token String Required 発行したトークン(Token)の値
X-Account-Meta-Temp-URL-Key String Optional temporary URLのための Secret Key値
X-Account-Meta-Temp-URL-Key-2 String Optional temporary URLのための2番目の Secret Key値
X-Account-Meta-name String Optional アカウントのメタデータを設定
  • ヘッダ名のname部分がメタデータのキーの役割を果たす
X-Remove-Account-name String Optional アカウントのメタデータを削除
  • ヘッダ名のname部分がメタデータのキーの役割を果たす
参考

メタデータのX-Account-Meta-nameヘッダに空の値を入力して削除リクエストすることはできますが、ヘッダに空の値の入力を認めないツールも存在します。
このような場合は X-Remove-Account-Meta-nameでリクエストしてください。

リクエストヘッダの設定値に応じたリクエスト結果は次の通りです。

リクエストヘッダ 結果
リクエストヘッダにアカウントメタデータの値は存在せず、キーのみ存在していて、アカウントにキーは既に存在する場合 APIはそのメタデータアイテムを削除
リクエストヘッダにアカウントメタデータの値は存在せず、キーのみ存在していて、アカウントにキーは存在しない場合 APIはそのメタデータキーを無視
リクエストヘッダにアカウントメタデータのキーと値が両方存在していて、アカウントにキーは既に存在する場合 APIはそのメタデータキーをアップデート
リクエストヘッダにアカウントメタデータのキーと値が両方存在していて、アカウントにキーは存在しない場合 APIはそのメタデータキーを追加
リクエストヘッダにアカウントメタデータが省略されていて、アカウントにメタデータは既に存在する場合 APIは既に存在するメタデータを変更しない
参考
  • メタデータのキーに大小文字の区別はありません。ASCII 7-bit文字を使用できます。ただし、ASCII 0-31文字、DEL文字などは除きます。
    • 記号のアンダースコア(_)は、ハイフン(-)に置き換えられます。
    • 詳細は、[HTTP/1.1](https://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616.html){target="_blank"}をご参照ください。
  • メタデータの値は UTF-8でエンコードしてから URLエンコードする必要があります。これは HTTP/1.1の基本的なルールです。

リクエストパスパラメータ

リクエストパスパラメータの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
project_id String Required プロジェクト ID

リクエスト例

リクエストのサンプルコードは次の通りです。

メタデータの作成リクエスト

メタデータを作成するリクエストのサンプルコードは次の通りです。

curl -X POST "https://kr.archive.ncloudstorage.com/v1/AUTH_{project_id}" 
-H "X-Auth-Token: $token"
-H "X-Account-Meta-{name}: $account-metadata-string"

メタデータの変更リクエスト

メタデータを変更するリクエストのサンプルコードは次の通りです。

curl -X POST "https://kr.archive.ncloudstorage.com/v1/AUTH_{project_id}" 
-H "X-Auth-Token: $token"
-H "X-Account-Meta-{name}: $account-metadata-string"

メタデータの削除リクエスト

メタデータを削除するリクエストのサンプルコードは次の通りです。

curl -X POST "https://kr.archive.ncloudstorage.com/v1/AUTH_{project_id}" 
-H "X-Auth-Token: $token"
-H "X-Remove-Account-Meta-{name}: $account-metadata-string"

レスポンス

レスポンス形式を説明します。

レスポンスヘッダ

Archive Storage APIで共通して使用されるレスポンスヘッダの詳細は、Archive Storageの共通レスポンスヘッダをご参照ください。

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

メタデータの作成をリクエストした場合のレスポンス

メタデータの作成をリクエストした場合、レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

HTTP/1.1 204 No Content
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
Content-Length: 0
X-Trans-Id: txad3702ae436640d1a9897-005b975c51
X-Openstack-Request-Id: txad3702ae436640d1a9897-005b975c51
Date: Tue, 11 Sep 2018 06:10:25 GMT

メタデータの変更をリクエストした場合のレスポンス

メタデータの変更をリクエストした場合、レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

HTTP/1.1 204 No Content
Content-Length: 0
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
X-Trans-Id: txc5a65e1d20074023912c6-005b975c97
X-Openstack-Request-Id: txc5a65e1d20074023912c6-005b975c97
Date: Tue, 11 Sep 2018 06:11:35 GMT

メタデータの削除をリクエストした場合のレスポンス

メタデータの削除をリクエストした場合、レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

HTTP/1.1 204 No Content
Content-Length: 0
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
X-Trans-Id: txf2874df785bd470eaf3b8-005b975d40
X-Openstack-Request-Id: txf2874df785bd470eaf3b8-005b975d40
Date: Tue, 11 Sep 2018 06:14:24 GMT