Archive Storageの概要

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概要

NAVERクラウドプラットフォーム Archive Storageは、ストレージの管理と使用に必要な OpenStack Swift APIを提供しています。

バージョン: 2.15.1(Pike)

参考

Subaccountの場合、一部の APIは既存の呼び出しドメインではなく、Subaccount専用の External API Gatewayを通じて使用できます。

共通の設定

呼び出しドメイン(Endpoint)

HTTPと HTTPSプロトコルのいずれもサポートしていますが、データ保護のため、HTTPSの使用をお勧めします。

リージョン別 URL

リージョン 認証 URL サービス URL
韓国 https://kr.archive.ncloudstorage.com:5000 https://kr.archive.ncloudstorage.com
韓国 https://archive-storage-external-api.apigw.ntruss.com https://archive-storage-external-api.apigw.ntruss.com

認証

NAVERクラウドプラットフォーム Archive Storageは、認証情報を利用してトークンを作成し、発行されたトークンでサービスを利用できます。

トークンの作成に必要なユーザー情報は、ポータルのマイページ > アカウント管理 > 認証キー管理で作成した API認証キーを使用し(Access Key IDは user name、Secret Keyは user password)、

ユーザーが属する project IDと domain ID情報は Archive Storageコンソールでご利用の申し込み後に[API利用情報を確認]ボタンをクリックすると確認できます。

以下、OpenStack Swift APIを利用して NAVERクラウドプラットフォーム Archive Storageにアクセスする際に使用できるすべてのオペレーションを説明します。
サンプルコードを含むオペレーション使用方法の詳細は、バケットのオペレーション、オブジェクトのオペレーションページをご参照ください。

リクエストヘッダ

Archive Storage APIで共通して使用するリクエストヘッダを紹介します。

ヘッダ 説明
X-Auth-Token String

レスポンスヘッダ

Archive Storage APIで共通して使用するレスポンスヘッダを紹介します。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
Content-Type String - レスポンス結果の MIMEタイプ
Content-Length String - レスポンス結果の長さ(Bytes)
X-Trans-Id String - リクエストのトランザクション ID
X-Openstack-Request-Id String - リクエストのトランザクション ID
  • X-Trans-Idと同じ
Date String - リクエストのレスポンスタイム(UTC)

オペレーション

アカウントのオペレーション

アカウントに属するコンテナ(バケット)リストの照会、メタデータの照会、メタデータの設定を照会するオペレーションを説明します。
アカウントは固有の project IDを使用します。Archive Storageコンソールでご利用の申し込み後に[API利用情報を確認]ボタンをクリックすると確認できます。

オペレーション 説明
GET アカウントに属するコンテナ(バケット)リストを照会
HEAD アカウントのメタデータを照会
POST アカウントにメタデータを設定・変更

コンテナ(バケット)のオペレーション

コンテナ(バケット)を作成、削除、照会、制御するオペレーションを説明します。

オペレーション 説明
PUT コンテナ(バケット)を作成
GET コンテナ(バケット)に属するオブジェクトリストを照会
HEAD コンテナ(バケット)のメタデータを照会
POST コンテナ(バケット)のメタデータを設定・変更
DELETE 空のコンテナ(バケット)を削除

オブジェクトのオペレーション

オブジェクトを作成、削除、照会、制御するオペレーションを説明します。

オペレーション 説明
PUT オブジェクトをアップロード
同じ名前のオブジェクトがある場合、上書きする
COPY 他の場所にあるオブジェクトをコピー
GET オブジェクトをダウンロード
HEAD オブジェクトのメタデータを照会
POST オブジェクトにメタデータを設定・変更
DELETE オブジェクトを削除