PutObject

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Classic/VPC環境で利用できます。

オブジェクトをアップロードしてメタデータを作成します。
既に保存されているオブジェクトを再度アップロードすると上書きされ、既存のメタデータを再度作成すると新たに入力した値に更新されます。

リクエスト

リクエスト形式を説明します。リクエスト形式は次の通りです。

メソッド URI
PUT /v1/AUTH_{project_id}/{container}/{object}

リクエストヘッダ

ヘッダの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
X-Auth-Token String Optional 発行したトークンの値
X-Object-Meta-{name} String Optional 設定するメタデータ
  • {name}部分にメタデータのキーを入力
  • ヘッダの値にメタデータの値を入力
X-Object-Manifest String Conditional 大容量オブジェクトをアップロードする場合、オブジェクト(SLO)のマニフェスト
  • 入力形式: {container}/{prefix}
X-Delete-At Integer Optional オブジェクトの自動削除予定時刻(Unix Timestamp)
  • データを一時的に保存する場合に使用
  • 入力された日時にオブジェクトを削除
X-Delete-After Integer Optional オブジェクトの自動削除予定時点(秒単位で入力)
  • データを一時的に保存する時に使用
  • アップロード時点から入力された時間の経過後にオブジェクトを削除
X-Detect-Content-Type Boolean Optional ファイル拡張子に基づいてオブジェクトの MIMEタイプを自動設定
  • true | false
    • true: MIMEタイプを検出し、自動決定
    • false: 自動検出なしでContent-Typeに入力された MIMEタイプに設定
X-Copy-From String Optional オブジェクトをコピー
  • 入力形式: {container}/{object}
  • Rangeヘッダと組み合わせ可能
X-Copy-From-Account String Optional 他アカウントでオブジェクトをコピー
Content-Disposition String Optional ブラウザのレスポンス処理方式
Content-Encoding String Optional オブジェクトのエンコード方式
Content-Type String Optional オブジェクトの MIMEタイプ
Content-Length Integer Optional オブジェクトの容量
  • chunked transfer encodingを使用する場合、設定は不要
Transfer-Encoding String Optional chunked transfer encoding使用設定
  • chunked
  • 設定時、Content-Lengthヘッダの除外が必要
ETag String Optional ETagヘッダの値
If-None-Match String Optional ETag条件ヘッダ

リクエストパスパラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
project_id String Required プロジェクト ID
container String Required 対象のオブジェクトが保存されるコンテナの名前
object String Required 保存するオブジェクトの名前

リクエストクエリパラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
temp_url_sig String Optioanl 保存するリソースにアクセス可能な仮 URLの署名
  • 承認されたリクエストであることを検証
temp_url_expires Integer Optioanl 保存するリソースにアクセス可能な仮 URLの有効期限(Unix Timestamp)
multipart-manifest String Conditional 大容量オブジェクトのマルチパートアップロードを宣言
  • 値としてputを入力するとマルチパートアップロードとして認識され、パートを1つのファイルに結合するようににサーバに指示
  • リクエストボディにパートを結合するためのマニフェストを必ず作成

リクエスト例

リクエストのサンプルコードは次の通りです。

curl -L -X PUT 'https://kr.archive.ncloudstorage.com/v1/AUTH_{project_id}/{container}/{object}' \
-H 'X-Auth-Token: {token}' \
-H 'X-Object-Meta-collection: C1' \
-H 'X-Detect-Content-Type: true' \
-T '@{/FILE_PATH/OBJECT}'

レスポンス

レスポンス形式を説明します。

レスポンスヘッダ

ヘッダの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
Content-Type String - レスポンス結果の MIMEタイプ
Content-Length String - レスポンス結果の長さ(Byte)
ETag String - ETagヘッダの値
Last-Modified String - オブジェクトの最終更新時間(UTC)
X-Trans-Id String - リクエストのトランザクション ID
X-Openstack-Request-Id String - リクエストのトランザクション ID
  • X-Trans-Idと同じ
Date String - リクエストのレスポンスタイム(UTC)

レスポンスステータスコード

レスポンスステータスコードの説明は次の通りです。

HTTPステータスコード コード メッセージ 説明
201 - Created リクエスト成功
408 - Request Timeout リクエストタイムアウト

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

HTTP/1.1 201 Created
Last-Modified: Mon, 17 Sep 2018 07:36:47 GMT
Content-Length: 0
Etag: 95444a08aec383972a52eaaac43e6dce
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
X-Trans-Id: txe5ad93db05334b1cb44d2-005b9f598e
X-Openstack-Request-Id: txe5ad93db05334b1cb44d2-005b9f598e
Date: Mon, 17 Sep 2018 07:36:46 GMT