InitiateMultipartUpload

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Classic/VPC環境で利用できます。

オブジェクトをパートに分けてアップロードするマルチパートアップロードを実行する際に参照するアップロード IDを取得できます。返された IDは、アップロードされたパートを1つに結合できる識別子です。
マルチパートアップロードを実行する前に、アップロード IDを取得する必要があります。

リクエスト

リクエスト形式を説明します。リクエスト形式は次の通りです。

メソッド URI
POST /{bucket-name}/{object-name}

リクエスト構文

リクエスト構文は次の通りです。

POST https://{endpoint}/{bucket-name}/{object-name}?uploads= # path style
POST https://{bucket-name}.{endpoint}/{object-name}?uploads= # virtual host style

リクエストヘッダ

Object Storage APIで共通して使用されるヘッダの詳細は、Object Storageの共通ヘッダをご参照ください。

リクエストパスパラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
bucket-name String Required オブジェクトが保存されているバケットの名前
object-name String Required マルチパートアップロードを実行するオブジェクトの名前

リクエストクエリパラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

フィールド タイプ 必須の有無 説明
uploads String Required レスポンスにアップロード IDを含めることを宣言
  • 値なしでキーだけ入力

リクエスト例

リクエストのサンプルコードは次の通りです。

POST /some-bucket/multipart-object-123?uploads= HTTP/1.1
Authorization: {authorization-string}
x-amz-date: 20170303T203411Z
Host: kr.object.ncloudstorage.com

レスポンス

レスポンス形式を説明します。

レスポンスヘッダ

Object Storage APIで共通して使用されるレスポンスヘッダの詳細は、Object Storageの共通レスポンスヘッダをご参照ください。

レスポンスステータスコード

Object Storage APIで共通して使用されるレスポンスステータスコードの詳細は、Object Storageのレスポンスステータスコードをご参照ください。

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

HTTP/1.1 200 OK
Date: Fri, 03 Mar 2017 20:34:12 GMT
Accept-Ranges: bytes
Content-Type: application/xml
Content-Length: 276
<InitiateMultipartUploadResult xmlns="http://s3.amazonaws.com/doc/2006-03-01/">
  <Bucket>some-bucket</Bucket>
  <Key>multipart-object-123</Key>
  <UploadId>0000015a-95e1-4326-654e-a1b57887784f</UploadId>
</InitiateMultipartUploadResult>