PrivateCAの概要

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Classic/VPC環境で利用できます。

Private CAは、標準に基づいたプライベート認証局(Certificate Authority、CA)の構築と運用をサポートし、プライベート証明書を安全に発行、管理、失効させる機能を提供する NAVERクラウドプラットフォームのサービスです。Private CAサービスではプライベート認証局(CA)を運用し、プライベート証明書の発行・管理機能に関する APIを RESTful形式で提供します。

Private CAの共通設定

Private CA APIで共通して使用されるリクエスト形式とレスポンス形式を説明します。

リクエスト

共通リクエスト形式を説明します。

API URL

リクエスト API URLは次の通りです。

https://pca.apigw.ntruss.com/api/v1

リクエストヘッダ

ヘッダの説明は次の通りです。

フィールド 必須の有無 説明
x-ncp-apigw-timestamp Required 1970年1月1日00:00:00協定世界時(UTC)からの経過時間(ミリ秒)
  • API Gatewayサーバとの時間差が5分以上の場合は無効なリクエストとみなす
  • x-ncp-iam-access-key Required NAVERクラウドプラットフォームから発行された Access Key
  • Access Keyの発行と確認: 認証キーの作成を参照
  • サブアカウントの Access Key発行と確認: サブアカウントの作成を参照
  • x-ncp-apigw-signature-v2 Required NAVERクラウドプラットフォームから発行された Access Keyとマッピングする Secret Keyと HMAC暗号化アルゴリズム(HmacSHA256)でリクエスト情報を暗号化した後、Base64でエンコードした署名
  • Secret Keyの発行と確認: 認証キーの作成を参照
  • 署名の作成: シグネチャーの作成を参照
  • Content-type Required リクエストデータの形式
  • application/json
  • レスポンス

    共通レスポンス形式を説明します。

    レスポンスステータスコード

    レスポンスステータスコードの説明は次の通りです。

    HTTPステータスコード コード メッセージ 説明
    400 - 無効なリクエストです。 リクエスト構文エラー
    400 - ncloudInstanceNoが抜けています。 ncloudInstanceNoが入力されていない
    400 - tenant idが抜けています。 tenant idが入力されていない
    400 - idNoが抜けています。 idNoが入力されていない
    400 - aliasが抜けています。 aliasが入力されていない
    400 - common nameが抜けています。 x509Parameters.commonNameが入力されていない
    400 - x509Parametersが抜けています。 高度な設定情報(x509Parameters)が入力されていない
    400 - csrが抜けています。 csrPemが入力されていない
    400 - certが抜けています。 certPemが入力されていない
    400 - statusが抜けています。 statusが入力されていない
    400 - caIdが抜けています。 caIdが入力されていない
    400 - serial noが抜けています。 serialNoが入力されていない
    400 - tokenが抜けています。 トークンの値が入力されていない
    400 - ca typeが抜けています。 caTypeが入力されていない
    400 - key bitsが抜けています。 Key Bitsが入力されていない
    400 - request bodyが抜けています。 リクエストボディが入力されていない
    400 - caTagが抜けています。 caTagが入力されていない
    400 - caIdまたは caTagが抜けています。 caIdまたはcaTagが入力されていない
    400 - chainが抜けています。 caChainが入力されていない
    400 - expiryが抜けています。 expiryが入力されていない
    400 - ocsp_serversが抜けています。 ocsp_serversが入力されていない
    400 - 無効な入力値です。 無効なリクエストを入力
    400 - 無効な certificateです。 入力されたcertificateが無効である
    400 - 無効な statusです。 入力されたstatusが無効である
    400 - 無効な periodです。 入力されたperiodが無効である
    400 - 無効な page noです。 入力されたpageNoが無効である
    400 - 無効な serial noです。 入力されたserialNoが無効である
    400 - ca aliasが最大長さを超えています。 入力されたaliasが最大長さを超過
    400 - memoが最大長さを超えています。 入力されたdescriptionが最大長さを超過
    400 - common nameが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.commonNameが最大長さを超過
    400 - organizationが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.organizationが最大長さを超過
    400 - organization unitが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.organicationUnitが最大長さを超過
    400 - state provinceが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.stateProvinceが最大長さを超過
    400 - localityが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.localityが最大長さを超過
    400 - street addressが最大長さを超えています。 入力されたx509Parameters.streetAddressが最大長さを超過
    400 - サポートしない keyBitsです。 無効な Key Bitsを入力
    400 - 無効な keyTypeです。 入力されたkeyTypeが無効である
    400 - 無効な caIdです。 入力されたcaIdが無効である
    400 - 無効な csrです。 入力されたcsrPemが無効である
    400 - 無効な tenant idです。 入力された tenant idが無効である
    400 - 無効な id noです。 入力されたidNoが無効である
    400 - 無効な userです。 入力された userが無効である
    400 - 無効な key typeです。 入力されたキータイプが無効である
    400 - 無効な IPアドレスです。 入力されたx509Parameters.ipが無効である
    400 - 無効な uriです。 入力された URIが無効である
    400 - 無効な otherです。 入力された otherが無効である
    400 - 証明書を検証できません。無効な ca chainです。 入力されたcaChainが無効である
    400 - CA証明書は失効させることができません。 無効な失効リクエスト
    400 - CSRの keyBitsとリクエストボディの keyBitsが一致しません。 CSRの Key Bitsとリクエストボディの Key Bitsが一致しない
    400 - CSRの keyTypeとリクエストボディの keyTypeが一致しません。 CSRのキータイプとリクエストボディに入力されたキータイプが一致しない
    400 - 無効な状態です。 無効な状態
    400 - 無効な castoreです。 無効な castore
    400 - caの状態が無効です。 無効な CAの状態
    400 - issuer caの状態が無効です。 無効な issuer caの状態
    400 - 無効な caです。 無効な CA
    400 - 無効な ca typeです。 入力されたcaTypeが無効である
    400 - 無効な certです。 入力されたcertが無効である
    400 - 発行可能な最大数を超えています。
    発行可能な証明書は30,000までです。
    追加発行が必要な場合はサポートセンターにお問い合わせください。
    発行可能な証明書数超過
    400 - ca有効期限を超えています。 CSRの有効期限が CAの有効期限を超過
    400 - 作成可能な最大 ca数を超えています。
    ルート/中間 caは10個まで作成できます。
    作成可能な CA数超過
    400 - 既に存在する castoreです。 使用中の castoreが入力される
    400 - 既に存在する aliasです。 使用中の CA名が入力される
    400 - 既に存在する policyです。 使用中の policyが入力される
    400 - 既に有効期限切れの certです。 期限切れとなった証明書情報が入力される
    400 - castoreが存在しません。 存在しない castoreを入力
    400 - policyが存在しません。 存在しない policyを入力
    400 - crl configurationが存在しません。 CRL更新周期が設定されていない
    400 - CAが存在しません。 存在しない CAを入力
    400 - 証明書が存在しません。 存在しない証明書を入力
    500 - ご不便をおかけして申し訳ございません。サービスが一時的に利用できません。エラーが続く場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。 サービスエラー
    参考

    NAVERクラウドプラットフォームで共通して使用されるレスポンスステータスコードの詳細は、Ncloud APIのレスポンスステータスコードをご参照ください。

    Private CA API

    Private CAサービスで提供する APIの説明は次の通りです。

    API 説明
    Activate Sub CA 中間 CAを有効化
    Create CA CAを作成
    Create OCSP OCSP URLをプライベート証明書にバインド
    Delete CA CAを削除
    Delete OCSP プライベート証明書から OCSP URLを削除
    Get CA CAの詳細情報を照会
    Get CA Chain CAチェーン情報を照会
    Get CA CRL CA CRLを照会
    Get CA List CAの全リストを照会
    Get CRL Config CA CRLの更新周期を照会
    Get End Cert プライベート証明書の詳細情報を照会
    Get End Cert List プライベート証明書の全リストを照会
    Get Sub CSR 中間 CAの CSRを照会
    Issue End Cert Private証明書の発行
    Revoke End Cert プライベート証明書の失効
    Rotate CRL CRL手動ローテーションで更新
    Sign End Csr CSRで新しい証明書に署名
    Sign Sub Csr 中間 CA証明書を発行
    Trim CA 期限切れになった証明書を削除して CRLを整理
    Update CA CAの状態を変更
    Update CRL Config CA CRLの更新周期を設定

    Private CA関連リソース

    Private CA APIについてユーザーの理解に役立つよう、さまざまな関連リソースを提供しています。